Waratah Forestry Equipment が新しい H225E デバーキングヘッドを導入
イリノイ州モリーン (2022 年 3 月 23 日) – Waratah Forestry Equipment は、シングルパスのユーカリのデバーキング用に設計された、H215E ヘッドの新世代である H225E を発表しました。H225E は、大型のホイールハーベスタやバックホーで使用するために設計されており、過酷な用途にも生産性の高さを発揮する、強力で大容量のデバーキングヘッドです。
Waratah のプロダクトマーケティングマネージャー、Brent Fisher は次のように述べています。「H225E は、デバーキングの生産性を高め、耐久性を強化するよう機能を改善し、作業機械の意味をあらためて定義しています。高性能な H215E モデルを基に構築された H225E は、比類のない卓説性と効率性を備えています」
生産性の向上
重量 1690 kg (3,720 lb.) のこの新しい 200 シリーズのヘッドは、より高性能のバルブを特徴とし、オイルフローが改善され、油圧作動圧力機能が 35 MPa (5,076 psi) に向上し、より多くの供給力を発揮します。また、まっすぐの木でも曲がりがある木でも、フレームの摩擦を軽減します。ホイールの丸太接触面の測定が改善されたためより正確な測定が可能になり、新しい先端検出レーザーセンサーによって切断の必要性が減少します。
H225E には、特許取得済みの可変角度フィードローラーも組み込まれており、樹皮分離切断やデバーキングの初期化と効率を向上し、さまざまな直径に対するデバーキング能力が改善されています。
湾曲鋳造アームが設計変更され、バック枝払い用の下部ナイフを利用した収穫や加工の用途での
枝払いが改善されています。H225E は Waratah の TimberRiteTM H-16 測定および制御システムを搭載し、効率、精度、生産性を向上させています。
耐久性の向上
デバーキングを目的とした H225E は伐採アームのプロファイルが新しくなり、プランテーションの立木で、一定の直径、またはさまざまな直径の大型の木材にも耐えるよう伐採能力と耐久性が向上しています。長さ測定システムは、耐久性と丸太への配置が改善され、フィードモーターからのオプションの
測定が可能になりました。
新しいバルブにはフィードモーターのキャビテーション防止保護機能、およびメインフレームとローラーアームシリンダの保護機能が追加されています。さらに、新しいホースバルクヘッドブラケットによって、履帯キャリアのホースの摩耗と干渉が減少します。後部ナイフホースの接続とチルトシリンダのベースエンドベアリングに保護エレメントが追加され、部品の耐久性が向上しています。
運用コストの削減
油圧動作の効率が向上した新しい H225E バルブの設計によって作動圧力が上がり、オイルフローの必要性が減り、少ない燃費でトルクが向上します。これにより、作動油を冷却する必要性も減少します。さらに、ホースレイアウトが改良され、ホース故障の可能性を最小限に抑えることによりアップタイムが長くなります。
ローラーアームシリンダ、新しいバルブバンクおよびホースレイアウトへの保守目的でのアクセスが
容易になり、アップタイムが長くなり、日常的な運用コスト削減につながります。
Waratah H225E ヘッドは現在、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アジア
太平洋、ブラジルおよび中南米のお客様がご利用可能です。
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